葛西橋通りの街路樹。ハナズオウは枯れた豆果をつけたまま冬越し中。
そんな中で、ひょっとして今年もあるかな?と探しながら歩いていると・・・・・ありました、ありました。
一つだけ見つけました!
木の幹に小鳥の卵のような殻。ほんの10ミリほどの。去年もこの道の違うところで出合ったのです。
これは、イラガの繭。(嫌いな方はクリック注意)イラガと言えば、あまりありがたくない、出合いたくない――
とくに幼虫にはーー五月ごろに羽化する蛾です。その幼虫は、派手派手しい毛虫で、刺されたら大変。
凄まじい勢いで葉を食害します。こんなところでも生息しているのですね。ちょっと色が薄いのは??
熊井明子さんの本の中で、この繭は愛らしい宝物のように書かれていたけれど…・・私はあまり好きじゃない。
でも、本当の小鳥の卵は、好き。子供のころに山を歩いていて小鳥の巣を見つけ、そこにあった小さな小さな命
の神秘にそっと触れた思い出は今も鮮やかです。