1月28日サントリーホール
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ:エリソ・ヴィルサラーゼ
ラフマニノフ:交響曲第2番
テミルカーノフ指揮で、サンクトペテルブルグ・フィルの演奏を聴きました。
優雅な指先で、ピタと空気を支配するような〜テミルカーノフの指揮。
素敵なひとときをいただきました。
若き日には酔うように聴いた、チャイコフスキー&ラフマニノフのピアノコンチェルト。
エリソ・ヴィルサラーゼの深淵な熟慮ともいうべき、ゆるぎないチャイコフスキーの
「ピアノ協奏曲第1番」。素晴らしかったです。
そして、アンコール曲は、そっとそっと静かに心に滑り込ませるように弾いた「マズルカ」
とろけるようにささやくように、子守唄のように心に沁みこんできました。
なんという選曲!演奏の対照の妙!
「交響曲第2番」は、長い曲でしたが、ああ、やはりラフマニノフなのだと、昔は気づかな
かった「ピアノコンチェル」トにも共通するモチーフが鏤められていたことに今更ながら気
づいたのでした。音楽には全く詳しくなく、ただ聴くのは好きなだけの単純な感想です。 休憩時間に。
C子さんに、心から感謝。ありがとうございました。
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テミルカーノフ指揮・サンクトペテルブルグ・フィル
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