つい先日、”風のマーケット”で、ニンジンを買いました。
土付のものが、袋に5〜6本入で98円でした。安い!
洗って皮を剥くと、ぴーんとメリハリの利いたニンジンの香り。それはもう、キアゲハの
幼虫だったなら即座に取びつくだろうな、という、強い香りでした。
(幼虫が食べるのは、ニンジンの葉ですが)
こんなニンジンらしい香りに出合ったのは、何年ぶりでしょう。
煮物にした色も、とびきり素敵で、おいしくいただきましたよ!
今、私たちの食卓にあがるものは、オレンジ色で匂いの薄い西洋ニンジンが殆どです。
ニンジンの故郷アフガニスタンには、いろいろな色のニンジンがあったそうです。
ヨーロッパからオランダへ渡り、品種改良されたものが、オレンジ色の西洋ニンジンの
元となっています。
同じアフガニスタンにルーツを持ち、東洋系で唯一流通しているのは、暮れなどによく
出回る、金時人参(京人参)です。
ところで、ふだんスーパーマーケットなどで出合うものは、洗われて一皮むけた?状態
で出荷されるようです。それを知って以来、土付以外、皮は剥かないようにしています。
☆ニンジン色のつながりと言うわけではないのですがーー
Oさんにいただいたバターナッツ、です。本当に美しい色☆”
生でも食べられると聞きましたので、柿なますを思い出して、作ってみました。
甘味があり、食感も色も抜群。爽やかなおいしさになりました。
あと、素揚げにして料理の付け合せにもしました。
せっかくのバターナッツ、ポタージュとかお菓子っぽいものとか、もう少し
挑戦してみようと思います。
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土付きニンジン
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