去年はルリタテハの幼虫が葉を食べ尽くすほどの危機で、果たして花は咲いたのかしら??と
記憶は定かではありません。
しかし、今年は酷暑に痛めつけられたにもかかわらず、見事に花をつけていました。
こんなにも凝縮された花の色。花も、弾丸のようなつぼみの形もユニーク。
ユリ科の多年草です。
花の名は、花びらの斑模様が、野鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることに因んでとか。
軽井沢では、キョッ キョッ キョ、キョッキョッ・・ (特許許可局 や、 天辺欠けたか)
など変わった鳴き声で鳴くのは良く聞いておりましたが・・・・、姿は全く見たことがありませんでした。
古典の中では、わざわざホトトギスの声を聴きに出かけるなど、珍重されています。
こんな鳴き声に出合ったら、それは、ホトトギスです。(言わずもがな?・・)
キクは、わき芽を摘んでいれば少し大輪の花が咲くということでしたが、見ての通りいくつものつぼみ
をつけています。そこそこの花がいくつか咲くことでしょう。
上右は小鳥が(たぶん)が運んできた実生です。こんなに大きくなりましたが、いまだ名前はわかりません。
センリョウの葉に似ている??かと思ったのですが。
葉に鋸歯があり、互生です。ひょっとして、カナメモチかも??
oさんの花壇の変わり咲ナデシコ。珍しい色合い!
"絞り河原なでしこ ”だそうです。
ホトトギス
虫愛ずるではないけれど・・・・ ツマグロくん1号、2号☆”
〜指輪もはめて ・・・・「待つこころ」
今日行くと言えば朝から待っている施設の義母は指輪もはめて
11月7日の朝日歌壇に載っていた船橋市 田中澄子さんの歌です。
「指輪もはめて」というお母様を思われる田中さんのお気持ちがーー痛いほど心に響いてきました。
、
私も施設にいる母に会いに行くひとりです。
母たちの暮らしは、待ちに待つ日々だと思われます。
ケアハウスにいたころは、母を訪ねると、職員の方が、
「〇〇さん、朝から待っていましたよ」とにこにこして、話しかけました。
彼らも家族の姿を見て、ほっとしたのでしょう。
母は車いすで、「もう来るか、もう来るか」と何度も玄関まで見に行っていたとのこと。
母に気を揉ませるので、次第に、突然行くようになってしまった私たちーー。なんと身勝手な思いでしょうか。
母がまだ元気で、手紙のやりとりもよくあった頃、
「手紙はいいわ。後から、何度でも読めるから」と言ったものです。
そしてーー「もう、手紙が書けないんだよ」と97歳の母。筆まめだった母ですが、もう返事を書く気力がありません。
でも、もらうのは楽しみにしているので、できるだけ手紙を書くようにしています。
母は手紙を読んでどんなことを思っているのでしょうか。こちらから行くだけの手紙ーー。
母も本当は書きたいことでしょう。
昔、20代の娘たちに母がしたように、返信用のはがきを入れましょうか。
○をつけて投函すればいいようにして。
話が大分それてしまいました。
少し間が空いてしまってきっと待っているに違いない母の所へ私も早く行かなくては。
ギンバイカの実
huaさんから、素敵なものをいただきました。
それは、ギンバイカの枝。
葛西橋通り近くの、あるお宅の玄関横に 、毎年うっとりするような白い花をあふれるばかりに咲かせて
いましたっけ。
ギンバイカは、ハーブでは、マートルと呼ばれ、結婚式のブーケなどに使われるところから、「祝いの木」
の別名もあります。
イギリスのロイヤルウェディングで、ケイトさんが持っていたブーケは、マートルなのですって。
「木には青黒い実もなっているのよ。挿し木しようと、たくさんもらってきたから」と。
ああ、いつかこういう場面に遭遇したいものと思っていたので、大喜びです。
グアバなどと同じフトモモ科。青黒く熟した実は食べられるそうです。
小鳥のお口サイズの実ですけど。
葉には精油が含まれているので、いい香りがします。
(葉の形は違うけれど、ボローニアの葉の香りを思い出しました。)
ギンバイカの花はこちらを 。
春になったら〜
少し前のことになりますがーー書きかけて、 今頃アップ・・・・
何度も計画したのに、結局決めかねて、
「来年の春に来よう」
やっと心定まったと思っていました。
ところが〜〜紅葉の時も去り〜〜メルシャン軽井沢美術館は、11月6日を以て閉館ですって!
一度行ってみたかったのに。(11/5)
今まで山ほど聞いてきた言葉。
「思い立ったらすぐに〜」
兼好さんの「ますほの薄」の登蓮上人のように、すぐに行くべきでした。
そうできない〜しないのが、ぐうたらルピナスのゆえんか。
悔やまれます。
いつまでも陽だまりは存在していないのに。
もう季節は暮れかかっているのに。
今までオニドコロかと思っていましたが、葉が違いました。
ツルドクダミ。さすがタデ科だけあって、同じ仲間のイタドリの花に似ていますね。
――清新町緑道にて。
不思議なキノコ <西葛西ランブリング♪〜 >
風のおくりもの。トクサにかんざし。
huaさんと、行船公園から西葛西〜左近川遊歩道と、自然を見つけてぶらつきました。
呑みやさんの前庭いっぱいにキウイが豊作☆” でした。この右手のほうもずらっとみごとなくらい。
まだ採り頃ではないのかな。
さるマンションの中庭のこの方、すごいインパクトです。
そして、清新町緑道で最初に見〜っつけ。
何だこりゃ?? いっぱいあります。
白く丸い卵のようなものから、「焼け焦げ頭巾」がうまれるようです。
田舎でよく見たように、踏むと煙が出るのかなと思いきや、違うようです。
たまごと混在して、大連立??炎燃ゆ。でも、名前がわかりません。キノコ図鑑調べなくては。
そして、こんなキノコも。腐葉土たっぷりで足を踏み入れれば、ふわっと沈みます。
菌類には最適の菌床ですもの。
これは広告?? 〜西葛西駅前路上観察
西葛西駅付近にこんな車が止めてありました。redbull と書いてあります。
ちょうど近くに酒屋さん。ひょっとしてこうやって駐車広告?しているんでしょうか。
私みたいな疎いものが”何だろう”と面白がるだけでも効果あるんでしょうか。
まったく購買にはつながりませんが。
広告なんでしょうね。飲料のようです。
★追記
あっ、ほんとうにナンバープレートが283(翼)だ!
momoさんのコメントに教えていただきました。
レッドブルのキャンペーンカーだったんですね。
ありがとうございます。
名残りの秋 〜左近川遊歩道の花
桜紅葉がみごと☆” この木だけなのですが。他はまだまだ紅葉にはならず・・・気候のせいでしょうか?
何事かささやいているよ。裏になり表になり。踏むのに惜しい。
さっきから何かを狙っています。岸辺の石にボラの幼魚は群れて寄り
すばやく離れ、銀色きらめき〜。
上左画像は、カキ筏です。水門近くでカキを育てて海を浄化する、「マリンガーデニング」活動をボランティア
で行なっています。筏に吊るされているのは、ホタテの貝殻に付けたカキの稚貝。
もう、どのくらい大きくなっているでしょうか。
遊歩道では10月桜の花がほのピンクに枝々を染めていました。
これは何?? 〜ヨモギ??の絮?
ヨモギの仲間らしいのですが・・・
真っ白な絮のような塊が??? なにかが寄生しているのでしょうか。ほかにも ↓
調べ方が悪いのか、解決しません。「知りたい病」です。
★正体がわかりました! 蛙さんありがとうございます。
ヨモギクキワタフシ
いわゆる虫こぶ(チュウエイ)だそうで、中に幼虫がはいっています。
どうぞコメントをクリックしてご覧ください。
マチルダ
〜〜といっても、バラの名前です。
お仲間の挿し木名人が殖やしたマチルダをいただきました。
彼女の家では、株が広がり毎日あふれるように咲いていたそうです。
春の教材は薔薇。彼女はマチルダ、私はブルームーンを選びました。
⇔私の挿し木もついたようです。
ブルームーン
先生曰くーー「ガーデンシクラメン」として売られているものは、ちいさくて丈夫ですが、
その鉢でも少し大きい鉢に何回か植え替えることをしていけば、立派な大鉢に育ちます。
そうなんだ〜 どうりで、この↓ シクラメンは、ガーデンシクラメンとして売られていた
ミニ鉢のものでしたが、知識のないままに、植え替えておりました。購入時と比べたらずい
ぶんたくさん花が付くようになりました。
目指せ!大鉢。時間はかかかることでしょうが、丁寧に花の生育に付き合っていこうと思います。
バラの剪定
ブルームーン
高さ1メートルぐらいに伸びた枝を、運びやすいように、あらかじめ幅50センチ、高さ60センチほどに切って教室へ持参。
本題は、この前に剪定した箇所から、5センチほど下を切り、他の枝もそれに揃えます。
先生が長い枝をスパッと切るたびに、うわあーっと声が上がります。
バラ初心者の私たちには、もったいなくて切れないところです。
そしてーーー
結果はこちら ↓
25センチほどの高さです。
おお、園芸店で販売しているようなサイズです。
この後、植え替えます。来春、元気な枝が育って、美しい花を咲かせてくれるのでしょう。
楽しみです。
たくさんの宇宙〜花八手 〜銀座のツリー
花八手あまたの宇宙持つごとく (のあ)
携帯電話の画像で、ボケボケですみません。
急に冬モードになって、我が家は湯たんぽの登場となりました。
o氏には、やさしく穏やかなぬくもりが大好評です。
さて、先日出かけた銀座には、高さ10メートルほどのジャンボ・ツリーがお目見えしていました。
ミキモト本店前のガーデン・プラザです。
嬬恋村から運ばれたモミの木は、今年で34本目。ちゃんと根がついて生き生きです。
たくさんのイルミネーションに託された祈りの耀きーー夜にはさらに☆”
あいさつする人 しない人 〜歩道の自転車
きょう見た、自転車のすれちがいのふたつの風景です。
★葛西橋通りへ出るマンション脇の歩道ーー
自転車2台がすれ違うには狭いので、向かい側の年配の男の方が、
自転車を止めて待っていてくださる。後から来た人もそれに倣ってーー。
こちら側の人は、会釈して進み始めたところ、向かい側から、無視した高校生が勢いよく飛ばしてきた。
やむなく車道に降りてしまったこちら側の人ーー。
それで、前の方たちの配慮は台無しになってしまった。それでも、
「有難うございました」
待っていてくれた方たちに、お礼の言葉を言って通り過ぎる人。
★★サニーモールの自転車置き場
道の両側に中輪しているので、真ん中に人二人がすれ違えるほどの通路。
自転車がすれ違うにはちょっときつい。
向こう側から母子2台の自転車がくるので、脇に寄せて待っていると、
お母さんーーすーいすいと通りすぎる。
後ろから来た4年生ぐらいの女の子が、頭を下げてあいさつして行った。
なんだか、ほっ。
お互いに思いやる心で行動したら、もっと柔らかな心で暮らせるのにね。
模様
植木鉢に1〜2センチくらいの丸い葉っぱが密集。
一つ一つに面白い線模様が記されていて・・・・・思わずアップしてみたら、いつもの毛むくじゃらなユキノシタ。
ここから、こんな素敵な花が咲きます。この花のデザインもすばらしい☆”
自然は素敵。
故郷初雪
12月2日、軽井沢も小諸も初雪が降ったそうです。
街中はすぐに溶けたようですが、山の中は、寒そうな白い世界のはじまり。
エサ台に来る小鳥たちも少なくて、まだその存在が広まっていない様子。
でも、あっという間に口コミ?で広がり、大繁盛のエサ台となるのでしょうね。
雪が積もり、食べるものがない野生のターキーのために、エサを蒔いてやるという、
バーモントに暮らす友の手紙を思いだしました。
そして、近くの中央公園ーーー
おおかたの木の葉が一気に散り敷き、今はこんな具合です。
イチョウも、桜紅葉も裸の枝になり、寒々としていました。
寒い季節に耐える冬芽をしっかりと守って、裸の枝もたくましい。
今は・・・まだ秋〜♪
寒々とした冬の日だと思っていました。ーー「埼玉県立美術館」がある、北浦和公園です。
ーーーみごとな紅葉、黄葉。まだそこに秋はいました。
「これが見せたかったの」「この位置からの眺め、この角度からの――」
と、絵を描くひとの審美眼。
感嘆しつつ、その通りには写せずに・・・ごめんなさい。
ほらっ。なんか自由に生きてる。カイノキ(楷木)。
ウルシの仲間のカイノキは、小葉の並びが美しくそろっているところから、
「楷書」の端正な書体になぞらえて名づけられたという。
同じ木でも、実の生っている木と実のない木がーーーカイノキは雌雄異株だって。
これは雌の木なんだ。
(山椒もそうね。実の生る山椒の苗が欲しいけれど、見分ける方法がわからない。)
真っ赤な〜秋に囲まれて♪――ゆったりと深い今年の秋をたっぷりと心に沁みこませました。
こころほっかりの一日。ありがとう♪
ビオラの香り
今までパンジーとかビオラに香りなど求めてはいなかった。かわいらしい花とその色を愛していた。
昨日手に取ったビオラは、甘い香りで鼻をくすぐった。
新種?
この花に素敵な香りをプレゼントしてくれた方はどなたでしょう?
そう思って検索していたらーーー見つけました。
「ビオラ・パンジーの中には良い香りを持つものがあることは、残念ながらあまり知られていないようです」
(育種家の江原 伸さんの「ビオラワールド」より)
http://violaworld.net/frame.html
http://violaworld.net/sakata0601.jpg (出た画面をクリックすると、拡大されます。)
花と、色の見事さに匹敵する香りをと、研究、作出した「江原ビオラ」の大半がいい香りを持っている。
今までお店で「わあ、素敵!」と思って求めてきたビオラのほとんどは、江原さんのビオラだったのかも。
2〜3本手折ってきて食卓に飾った。傍に行くと香りが漂い、幸せな気持ちになる。
せっかくなので、オーナメントのスノーマン?とツーショットしてもらいました。
清川 妙先生の講演会ーー今度の土曜日です。
以前にもお知らせしましたが、近づいたので再度。
「わが心の万葉集」
ー家持の歌を中心にー 清川 妙
”みずみずしく鮮烈な恋の歌、ひたすらにあの世に呼びかける挽歌、
暮らしに溶けこんだ自然の歌、旅の歌、防人の歌、東歌ーー
すべてが深い愛に満ちた万葉の歌を、生きてきた道に重ねて熱く語ります。”
「わが心の万葉集」シリーズ第一回。
●日時: 2011年 12月17日(土)
13:00〜14;30
●会場: 朝日カルチャーセンター 湘南教室
詳しくはこちらを
追補 「わが心の万葉集」第2回は、3月末にあります。(12/16 記)
やっとチューリップを
ちょっと前のことになりますが、うまくいけばこんな花が咲くチューリップを植えました。
球根は、茶色の皮を剥いてから・・・と、先生の教え通りに。
「 ピンクダイヤモンド」です。
上品なパステルピンクというか、パールピンク。
回り道して駿河台下へ
清川教室(16日)の後、神保町方面に用事があったので、お茶の水駅・聖橋方向から本郷通りを下り靖国通りに突き当たって、小川町〜駿台下方向を歩いてみました。
いつもは通らない道です。
本郷通りは、ニコライ堂が大きく聳え、あとは下り坂でずっと黄金色のイチョウ並木でした。
明治大学や山の上ホテル近くは、すっかり散ってしまったり、辛うじて葉をつけているものと
木によってまちまちでしたが、この本郷通りは黄葉真っただ中のイチョウ並木。
午後の日差しが銀杏を輝かす。しっとりと落ち着いた雰囲気です。
ビルの壁面にもニコライ堂が。
〇十年ぶりに小川町から駿河台下のすずらん通りまでーー小さな発見もなつかしさにも出合えた素敵な回り道。